札幌市議会予算特別委員会で8日、日本共産党の小形香織市議は、地球温暖化対策を急ぐことを求めて質問しました。
札幌市は2020年までに温室効果ガスを25%(1990年比)削減する目標を掲げでいますが、2010年では逆に6.3%増えています。
小形市議は「どの分野をどのような政策で削減していくのか、年次ごとの目標数値をもって毎年検証すべきだ」と求めました。また、高効率給湯・暖房機や次世代自動車などの普及件数が著しく低く、削減目標に及ばない実態を示し、「補助金などを大幅に引き上げ市民の利用を誘導すべき」だと迫りました。
宮佐直紀環境都市推進部長は「年次ごとの目標、検証が必要。エコプロジェクトヘの補助枠の拡大を検討したい」と答えました。