日本共産党の宮川潤札幌市議は6日、予算特別委員会で、「視覚障害者用読書拡大器」が弱視者には給付されているものの、全盲の人には給付されていない問題(1日本紙既報)を取り上げました。
宮川議員は「この機械は、活字や点字を読み取り、音声で読み上げるもので、全盲の人に貴重な情報を提供できる。全盲の人にも給付すべきだ」と求めました。
答弁に立った天田孝障がい福祉担当部長は「給付対象は自治体の裁量で決められるようになった。読み上げ機能は全盲の人に有効と評価ができるが、財政状況の問題もある」としましたが、加藤敏彦保健福祉局長は「慎重に、前向きに検討する」と答弁しました。