札幌市議会決算特別委員会で4日、日本共産党の宮川潤市議は札幌市の21種類の積立金(基金)約2800億円の有効活用を求めました。
宮川議員は「まちづくり推進基金237億円、土地開発基金655億円をどう活用するのか。地下高速鉄道基金を最後に活用したのはいつか」とただしました。
小西正雄財政部長は「まちづくり推進基金は都市基盤整備に活用している。土地開発基金は、200億円は土地購入のために運用し、それを超える部分はさまざまな用途で活用する。地下高速鉄道基金を最後に活用したのは1998年」と笞えました。
宮川議員は、柔軟な活用ができるまちづくり推進基金、土地開発基金は公共料金の値上げを防ぐために使うなどの活用を考えるべきだとし、「地下高速鉄道基金は15年間、一切活用されていない。ばかにも霊園の草刈りのための霊園基金は27億円もためこまれている。こうした基金のあり方を再検討し、市民福祉のために有効活用を」と主張しました。