日本共産党札幌市議団(井上ひさ子、宮川潤、坂本恭子、伊藤理智子、小形香織)は8日、上田文雄市長に石油価格高騰対策を緊急に実施するよう申し入れました。
豪雪と厳寒が続く札幌市では、灯油価格も平均1リットル98.7円と高騰しています。
申し入れでは①福祉灯油を実施すること②2007年、08年に実施した高齢者・障がい者・低所得者を対象に5万円を無利子・無担保・無保証人で貸し出した「あったか応援資金」を再開すること③共同作業所・保育所・介護事業所などに暖房および自動車燃料の高騰分を補助すること④石油高騰の影響を受けでいる中小業者を対象に「緊急小口融資制度」を設けることを求めました。
上田市長は「これからの準備だと実施は3月になる。検討するが、厳しい面もあります」との回答にとどまり、市議団は重ねて福祉灯油の実施を要求しました。