札幌市北区の日本共産党拓北支部と後援今は3日、坂本恭子市議を囲んで「市政懇談会」を開きました。第1回定例市議会で、市「行財政改革推進プラン」の本格審議が始まる中での「市政懇談会」です。
「プラン」は、保育料の一律10%アップや、児童クラブの有料化・市営住宅家賃の減免世帯への平均4千円の値上げなど、今後3年間で53億円もの新たな市民負担を強いる内容です。それ以外に高齢者の敬老パスやパークゴルフ場、プールなどの利用料見直しも計画していますが、この分は53億円には入っていません。
坂本市議は「見直しが行われれば高齢者の生活は一層圧迫されます。プランを許さず市民の暮らしを守るため、皆さんと力を合わせ、全力で議会に臨みます」と決意を表明。
参加者との懇談では、白石区で姉妹が何度も保護課に相談しながら孤立死した事件について、「区役所の冷酷な対応を抜本的に変えさせなければ」「ガスや電気をすぐ止めるのは大問題」などの発言がありました。
他に「敬老パスをJRでも使えるようにして」「公契約条例になぜ自民党などは反対するのか」などの意見や質問が出されました。
坂本市議は「公契約条例は、公共工事での賃金の底上げや、民需を広げることに貢献します」と説明するとともに、「民主党政権が社会保障の改悪や消費税増税を打ち出し、生活への不安が増大しているときに、さらなる市民への負担増は許されません。共産党を大きくし、国政と市政を変えていきましょう」と訴えました。