日本共産党札幌市議団は5日、3月29日に閉会した第1回定例会の報告会を開きました。札幌社保協、札幌市学童保育連絡協議会、札幌東部民商、全石狩札幌教職員組合、建交労、障道協、新婦人道本部、同 手稲支部、同 白石支部など26人が参加しました。
報告にたった坂本きょう子市議団長は、秋元市長による予算の特徴について「都心部の再開発や観光重視で福祉や医療・介護に冷たい」と指摘。つづいて村上幹事長が、自民党の勝木議員が戦争法廃止を求める意見書の賛成討論を行った小形議員にヤジを飛ばした問題について、「戦争法に反対するすべての国民に向けられたもの」と批判しました。
懇談では、「子ども医療費無料化の小1への引上げが2年後と聞いて“がっかり”という声が上がっている、引き続き運動を強めたい」(新婦人道本部)、「要支援が保険から外され市の事業に移行するが、先行する自治体ではボランティアを募集するなど質の低下が現実になっている」(社保協)、「市のシルバー人材センターが人材派遣業をはじめたが、安上がりで無権利の雇用を広げるもの」(建交労)、「自民党の議員による“精神鑑定を受けた方がいい”というヤジは、私たちにとって屈辱」(障道協)などの意見がだされました。