東区の東雁来(ひがしかりき)地域では、宅地造成が進み、人口が急増しています。
畑や牧草地だったところに、家が建ち、人が住み始めましたが、交通機関がありませんでした。
宅地を売っていた札幌市は「バスが通れば、もっと人口が増える」と言い、バス会社は「もっと人口が増えれば、バスを通せる」と言っていました。
私や太田秀子さんが中央バスと交渉し、また町内会関係者の奮闘もあり、バス路線を通すことができました。
次に発生した問題は、ごみステーションが足りない問題です。
たくさんの人が移り住んでも、ステーションを増やすのが遅れ、数少ないステーションはゴミ袋の山になりました。
連合町内会長さんや清掃事務所と相談し、住民集会を開いてもらい、ステーションを設置する場所を決めました。
新しい家を建てて住むのは、若い夫婦と子どもさんという構成が最も多いようです。
それで、小学校がパンク状態に。札苗北小学校と札苗緑小学校が増築で、なんとか対応しますが、児童会館も子どもであふれかえり、民間の共同学童保育も、それまでの一軒家では対応できず、町内会館を借りて急場をしのいでいます。
市は、札苗緑小学校の中にミニ児童会館を作る計画でしたが、教室も足りないのに、ミニ児童会館を作れるはずがありません。
今、札苗緑小学校区に児童会館を整備することが切実な要望になっています。
ぜひ、実現させたいです。