七月二十日、丘珠空港で「航空ページェント」が行なわれました。
開催に先立ち、私は、太田秀子さんなどと、主催者「北海道航空協会」、札幌市長、北海道庁に、ページェントの中止、オスプレイの展示をやめるように申し入れを行ないました。
「北海道航空協会」は、「ご要望は受け止めます」と言ったものの、結局、オスプレイの展示など、プログラムはなんら変更されませんでした。
私は、航空ページェントの問題は、①丘珠空港は住宅密集地に隣接しており騒音と事故の心配、②米軍・自衛隊の戦闘機が主役になっている軍事ショー的性格(特にオスプレイ)と考えています。
私は、航空ファンの「飛行機を見たい」という気持ちを否定するつもりはありません。
しかし、近隣住宅地には、高齢者も多く、病気で寝ている人、赤ちゃんもいるのです。
航空ファンは「できれば住民に迷惑をかけないで、飛行機を見られれば一番いい」と思っているはずです。
北海道内には、人里離れた飛行場はたくさんあるはずです。
問題は、住宅地に近い飛行場で戦闘機のアクロバットを続ける主催にあるのではないでしょうか。
今後の在り方について、主催者は真剣に考えなければなりません。
なお、当日、配布したビラは受け取りがよく、十五分で無くなりました。