先日逝去した親友は、子どもが同じ年齢で、同じ保育園に通わせたパパ友でした。
彼は、来年の私の選挙に向けて、とても張り切っていました。
保育園時代の、父親たち、母親たち、そして二十歳を迎える子どもたちにも、「ぜひ応援してもらおう」と考え、その第一弾として、父親たちの集まりを企画していたのです。
しかし、中心になって取り組んでくれた彼が、事故で急死したため、父親の集まりは延期せざるを得ない雰囲気になりました。
葬儀の前に、ご遺族が、自宅に戻った際、「このビラが残っていました」と持って来てくれたのは、父親の集まりを呼びかけているビラで、彼の遺作になってしまいました。
私たちは、「彼がやりかけていた仕事を、残った者でやりあげよう」ということになりました。
ご遺族の承諾のもと、「彼は手書きのビラをつくることが得意でした。これが最後のビラです」と書いて、葬儀会場で配布させていただきました。
そして、父親たちの集まりが開かれました。これまでの経過を報告し、故人に黙とうを捧げ、私の決意を述べました。
亡くなった親友は、予定通り延期せずに、父親たちの集まりを行なったことを喜んでくれたに違いありません。
そして、彼が本当に喜んでくれるのは、私が勝利した時だと思います。
父親たち、母親たち、二十歳を迎える子どもたち、みんなの力を借りて頑張ります。
そして、子どもたちは、この取り組みを通じて、必ず成長してくれると思うのです。