日本共産党の、はたやま和也北海道委員会政策委員長は2日、上田文雄札幌市長を訪ね、日本共産党が9月に発表した提言「『即時原発ゼロ』の実現を」を届けて懇談しました。上田市長は「脱原発をめざす首長会議」に名を連ねています。
懇談には、党札幌市議団(井上ひさ子団長)も同席しました。
はたやま氏は「今回の提言は、『即時原発ゼロ』を実現しようという提案です」と述べ、各章を丁寧に説明しました。
上田市長が10月13日の「さようなら原発北海道1万人集会」のあいさつの中で、札幌市議会が「原発に頼らないエネルギー政策の転換」をと全会一致で決議したことを報告し、「これが札幌市民の総意だ」と話しました。
はたやま氏は「道都である札幌の市長のあいさつは、集会参加者と札幌市民や道民に大きな励ましを与えていただきました」と感謝の意を伝えました。
東京電力が企業への電力料金を一般世帯の料金より格安にしていたことに怒りが広がっていることに話がおよび、上田市長は「株主のための北電ではなく、道民のための北電となってほしい」と強調しました。
日本共産党の提言についても上田市長は「提案型の運動は大事だ」と語ると、はたやま氏は「日本共産党は追及とともに提案、論戦で運動を広げていきます」と応じました。