「積極的平和主義」という言葉を使って集団的自衛権の拡大解釈・行使容認が閣議決定されました。そこで「積極的平和主義」って?改めて調べてみました。
ウィキペディアによると、平和学における定義は「単なる国家間の戦争や地域紛争がない状態に加え、社会における貧困や差別などがない状況をいう」とあります。
ノルウェーのヨハン・ガルトゥングが提唱したそうですが、貧困・抑圧・差別などの構造的暴力がない社会を目指すこと。
あれ?安倍首相は「積極的平和主義」を目指して、日米安保同盟を強化し、自衛隊を海外に送り出す法律を変えようとしているんですよね。本来の意味とは真逆の行為です。言葉にだまされてはいけません。
世界の流れは非同盟、非核、戦争や紛争は平和的対話で解決しようというものです。
4日から原水禁世界大会が広島で行われ、北区から4人、北海道からは151人が参加します。
大会のスローガンは「核兵器のない、平和で公正な世界のために」。
まさに「積極的平和主義」を標榜できる大会です。