都議会でのセクハラ野次が問題になっています。
女性蔑視、人権侵害であり、「失言」などと許されるものではありません。
札幌市議会では、68人のうち、17人が女性議員です。他都市に較べ女性の比率は高いのですが、男女対等の関係かというとそうとは言い切れません。「女のくせに生意気」「黙ってニコニコしていれば良い」との意識はまだまだあります。
私も以前、少子化対策の質疑の最中に「じゃあもう1人産まなきゃな」と野次られた事があります。その時は、声の方向をキッとにらみ返しましたが、イヤな思いが残りました。
今回は、自民党を除く12人の女性議員で都議会議長宛てに抗議の申し入れを行いましたが、17人全員でなかったのが残念です。
「失言」と言えば、石原環境大臣の「最後は金目でしょ」発言も許されません。謝罪・撤回はしましたが、関係者の心痛はいかばかりか。
政治家のおごり、高ぶりを端的にあらわしています。集団的自衛権の閣議決定しかり。国民不在の政治を変えなければなりません。