防衛省が10月1日から14日にかけて、北海道内5カ所の自衛隊施設で米軍のオスプレイが参加する共同訓練を実施すると発表。日本共産党札幌市議団(村上仁団長)は9日、秋元克広市長に日米共同訓練とオスプレイの丘珠(おかだま)空港への飛来中止を求めて、申し入れました。
要望書は山根直樹総務局長が受け取りました。市議団は「オスプレイが飛来することや騒音に関して不安の声が出されている」と伝えると、かつて空港の担当をしていたことがあると話した山根局長は「市民が住環境に関心があることは知っています。12日に副市長に要望を伝えます」と答えました。
市議団の「飛来について、市民から問い合わせはあるのか」との質問に、山根氏は「民間機に影響があるのかという問い合わせが来ている。防衛省に確認したところ、民間機の運行に影響はないとのことだった。ただどの時間にどのルートで飛行するかまでは分からない」と回答。影響がないとする根拠がきわめてあいまいなことが分かりました。
丘珠空港の滑走路延伸計画が意見を公募するパブリックコメント中ですが、日米共同訓練の騒音について、市民に説明し、意見を募るよう求めました。
>>日米共同訓練並びにオスプレイの丘珠空港飛来中止を求める申し入れ書