札幌市厚別区の市立青葉小学校と市立上野幌小学校の保護者らでつくる「青葉小学校と上野幌小学校の『学校統廃合』を考える会」は18日、学校統廃合に関する陳情を札幌市に提出しました。
提出後、学校統廃合計画の凍結を求めて、各会派に要請。日本共産党を訪れた会の代表者は「青葉地域に学校がなくなれば、子育て世代は離れ、高齢化はますます進む」「基幹避難所にもなっている学校は、今回の地震災害に見られるように市民の命を守る重要な場所。なくしてはならない」と訴えました。
日本共産党の村上仁市議団長は「学校統廃合は全市的な問題で、街づくりにとって学校は重要な位置づけとなっています。市議会でも学校の必要性を求めます」と応じました。
市「学校規模の適正化に関する基本方針」によると、小学校の約4劃が学校統廃合の対象で、事態を重視した党市議団は6月30日「学校統廃合問題を考えるつどい」を聞き、「全市的な運動を」と呼びかけてきました。