6月2日、秋元克広新市長に本年度補正予算(肉付け予算)案に対する要望書を提出し懇談しました。
私たち日本共産党市議団は、肉付け予算案で、市民の命・暮らしを守り支える立場を明確にして欲しいと求めました。
とりわけ、戦後70年目の節目の年に「戦争立法」の成立を国民的議論もさせず性急に行おうとしている安倍自公政権の危険性、戦争する国づくりに対して、市民は大きな危惧を抱いており、平和都市宣言を持つ札幌市の代表として毅然とした発言・態度表明をすべきと申し入れをしました。
また、消費税増税のうえに、相次ぐ福祉分野での自己負担増、サービスの切り下げで市民の生活はひっぱくしています。自治体本来の役割、すなわち住民福祉の増進という大切な役割を果す決意を補正予算案に反映すべきだと、市民要望の強い項目の具体案を予算要望しました。
6月24日から第2回定例市議会が開催され、具体的な論戦が展開されます。新しい市長、議会がどのような立場で発言するのか、皆さんも議会の傍聴はじめ、議論の過程を注視して頂きたいと思います。
新生市議団いよいよ始動します。
秋元克広新市長(写真:左端)に本年度補正予算案に対する要望書を提出する日本共産党札幌市議団(写真中央:坂本きょう子市議)
=6月2日・札幌市役所=