日本共産党 札幌市議会議員 坂本きょう子

日本共産党 札幌市議会議員
坂本きょう子

 新年度を迎え、はや4月も末となり、新入生も学校や保育園などに元気に通っている事でしょう。
 私は新年度の市議会では文教委員会に所属します。
 札幌市では以前から保育所の待機児童が大問題になっています。昨年の10月1日時点では824人と発表されています。しかし、この数には認可保育所以外の施設に通っている児童数などの927人は入っていません。つまり、本当の待機児童数は1,751人もいたという事になります。
 市は新年度、新たに認可保育所定員を1,180人確保する計画ですが、解消にはそれを上回る定員増が必要です。
 一方、国は2015年4月から「子ども子育て新制度」の実施に向け、政府の子ども・子育て会議が議論を進めています。そのなかでは、施設の面積基準や職員の資格要件など、多くの基準が、国の定める基準を踏まえ、市町村が条例で定めることとされています。しかも、市町村が直接、保育の実施責任を負うのは認可保育所だけで、それ以外の施設においては、直接的な責任は負わないことになっています。
2014100805 どの保育施設であろうと、子どもの健やかな成長のためには、面積や職員の資格要件などを国の言いなりに引き下げる事は許されません。また、貧困な賃金や労働条件の解消など、職員が安心して働き続けられる環境にすることも強く求められます。
 子どもの十分な見守り、保育所に安心して子どもを預けられる札幌市にするために奮闘します。

坂本きょう子市議 街頭から元気に市民に訴え
国の悪政から市民生活を守る札幌市に

 日本共産党の坂本きょう子札幌市議は、4月から地域の支持者の皆さんとともに麻生駅前で街頭宣伝立ち、市民に訴えを行なっています。

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地域のみなさんとともに、元気に政策を訴える坂本きょう子札幌市議(写真:中央)
=4月16日・地下鉄麻生駅前=

 

 

国の「派遣労働法」改悪、市民の世論でストップを!

 坂本市議は、「いま安倍政権が今国会で成立を目指している『労働者派遣法』は、派遣労働を恒久的に使い続けられる仕組みに変える大改悪。ここ札幌市でも若者はじめ多くの市民の将来への希望を奪い、貧困と不安に陥れるもの。」と強く批判。市民の世論で廃案に追い込みましょうと訴えました。

待機児童の解消に全力

 また今期から市議会で文教委員会に所属した事を報告。「いま札幌では保育所の待機児童が大問題。市は保育所定員の大幅増を計画していますが、子どもの健やかな成長のためには、設置基準を国の言いなりに引き下げる事は許されません。また、貧困な賃金や労働条件の抜本的な改善など、保育士が安心して働き続けられる環境にして、子どもの十分な見守り、安心して保育所に子どもを預けることができる札幌市にするために奮闘します」と決意を表明しました。

消費税増税・原発再稼動・憲法改悪など、国の悪政から市民の暮らしを守る札幌市に

 坂本市議は、「いま安倍政権は、消費税増税、医療や社会保障・年金の改悪、泊原発の再稼動、さらには憲法改悪や集団的自衛権を認め日本を再び戦争に引き込もうとしているなど、平和や国民の生活を破壊する大暴走を続けています。
 自治体には国の悪政から市民の暮らしを守る責任と任務があります。日本共産党札幌市議団は、国の悪政から市民の暮らしを守る札幌市にするために全力を尽くします。」と力強く訴えました。