23日の早朝、岩国港にオスプレイが搬入されました。岩国市長は「地元の切実な思いを聞かない政府に対して大きな不信がある。安全性が確保されないのであれば、陸揚げされたものでもアメリカに持って帰っていただきたい」と不快感をあらわにしたと報道されています。山口・沖縄各県知事も抗議の声明を出しています。
開発段階で30人もの死者を出し、その後も事故による死傷者が絶えないオスプレイの配備に、多くの国民が反対しているのにアメリカには文句のひとつも言えない日本政府への批判は日に日に高まり、安保条約のあり方そのものが問われる事態にも世論が動いています。沖縄に米軍基地を押しつけ、世界一危険な基地と言われる普天間基地を抱える沖縄では、来月5日反対県民集会が開かれます。
基地はいらない、武器はいらないの声をさらに大きなものにして平和について考える8月を迎えましょう。